しつけのきほん~こいについて~#1
皆さんおはようございます。ドッグトレーナー上石です。
今回の記事では、自分から離れた場所にいるわんちゃんを呼ぶ、こい(おいで)についての記事を書きます。少しでも皆さんの参考になればうれしいです。
では、どうぞ!!
◆「こい」とは?
冒頭にも書きましたが、離れた場所にいるわんちゃんを「こい」という合図で呼ぶことです。普段「おいで」と呼んでいて、こちらの方がなじみがある場合はおいででも結構です。わんちゃんの気分に関係なく、「飼い主に呼ばれたら意識を切り替えて飼い主の元に戻らなければならない。」ということを教えていきます。
◆「こい」は練習をしないと出来ない
「うちの子、呼んでも来ないの」というお話をよく聞きます。
ドラマでは呼んだら来るのでその影響でしょうか。犬は呼んだら来るものだという
認識の方が意外と多いです。興味があるときや遊んでほしいときは特に練習をしていなくてもわんちゃんは来ますが、「こい」とはわんちゃんの気分に関係なく、
呼ばれたら飼い主のもとに行かなければならないということを、わんちゃんに教えていくことです。
◆「こい」が出来るとどうなる?
お散歩中、前に出すぎたときこいで自分の近くに呼び戻すことができます。
また、万が一リードや首輪が外れてしまった時もこいが出来れば呼び戻せるので安心ですね。また、呼ばれて飼い主のもとに行くと褒めてもらえるとわんちゃんは学習しますので、飼い主とわんちゃんの良好な関係を築くことにもつながります。
◆まずは「まて」をしっかり勉強してから
しつけにも順番があります。こいの前にしっかりとまての練習をする必要があります。
そもそも「まて」と「こい」はまったく逆のことですよね?静と動です。
まてが中途半端なままこいの練習を始めてしまうとどっちつかずの中途半端になってしまいます。
まずはまてをマスターしてから、こいの練習に取り組みます。
こいの具体的な練習方法に関しては次回の記事で詳しく書きたいと思います。
今回も読んでくださりありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
090-8213-5894