しつけのきほん~吠え癖について~#2
おはようございます。
今日は前回の続き、吠え癖についてです。今回は具体的にどういった対処、考え方が良いかをお話しさせいていただきます。
本や雑誌に改善策として「大きな音を出す」「ペットボトルを投げてびっくりさせる」
と書いてあるのを目にされた方は多いと思います。
確かに最初はわんちゃんはびっくりして吠えることをやめると思います。
しかしわんちゃんは適応能力がとても高いので、いずれ慣れて吠えることが止められまくなる可能性が高いです。
つまり、「大きな音を出す」ということは対処療法でしかないのです。
ここまで読んでくださりありがとうございます。前置きが長くなってしまいました。
ではどうすれば良いか?
応えはズバリ「まて」をしっかりと教えていくことです。
吠えることと「まて」ができること、どう関係があるの?と思われる方も多いでしょう。
では「まて」とはそもそもどういったものなのでしょう?
ご飯をあげる前、おやつをあげる前に「まて」をしている方はよくいらっしゃいます。
ここで私が言っている「まて」は少し違います。
お座りか伏せの状態でわんちゃんから離れて、できれば物陰に隠れて1分。
どうでしょう?皆さんのわんちゃんはできますか?
ちなみに難易度は高めです(笑)。
この「まて」をしている時、わんちゃんは吠えずに、静かに待っています。
わんちゃんの頭の中に「まて」=静かに待つという方程式がしっかりできているのです。
一見遠回りのようですが、こうして少しづつしつけに取り組んでいくことが飼い主とわんちゃんとのより良い関係には必要なのです。
次回は「まて」の具体的な練習方法をお伝えさせていただければと思います。
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