しつけのきほん~お散歩について~#1
おはようございます。
ドッグトレーナーの上石です。
今回はしつけのきほんシリーズ第2弾、お散歩についてお伝えさせていただきます。
突然ですが、皆さんはちゃんとお散歩できていますか?
「わんちゃんに引っ張られて自分が散歩されてる…」というお悩みをよく耳にします。
特に大型犬だと力が強くて引っ張られると大変ですよね?
今回のお散歩シリーズでは基本的な考え方と実際の練習方法もお伝えさせていただければと思います。
訓練の科目に脚側行進(きゃくそくこうしん)というものがあります。
これは指導主(飼い主さん)の左側を指導主の歩くスピードに合わせてしっかりと横について(指導主の足がわんちゃんの前足と後ろ足の間くらい)歩くというものです。
お散歩のとき、引っ張らずにご自身の横にピタッとくっつきながら歩いてくれたらどうですか?
とっても楽ですよね?お散歩が楽しくなりますし、はたから見ていてとてもかっこいいです!
お散歩の練習=脚側行進の練習なのです。
これは初めかなんとなくできるわんちゃんもいます。わんちゃんの性格も多種多様です。
元気はつらつな子もいれば、のんびり屋さんもいます。
元気いっぱい、好奇心旺盛でぐいぐいリードを引っ張っていくタイプのわんちゃんには特にこの脚側行進の練習が必要です。
犬は集団で生活する生き物です。集団には必ずリーダーがいます。
犬はそのリーダーの右側につくという習性があります。
この習性を利用して、脚側行進では犬は必ず指導主からみて左側につけるのです。
こうすることで関係性を明確にし、指導主がリーダーシップをとって良い関係を築いていきます。
次回はお散歩シリーズ第2弾をお伝えさせていただきます。
少しでも皆さんの力になれたら幸いです。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
090-8213-5894