ギンガブログ~しつけのきほん~

プロのドッグトレーナーが伝える!しつけの大切なこと

しつけのきほん~犬VS猫~

みなさんこんにちは。

今回は猫を追いかける、わんちゃんのお話です。

 

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◆猫を見ると興奮する

猫を見るとテンションが上がってコントロールが難しくなるわんちゃんは多いです。

犬は動くものを追う習性があります。特に猫は素早いですし目線も犬とほぼ同じなので興味を抱いて追いかけることはある種自然なことです。

それまで普通にお散歩できていたのに、猫が目に入ったとたんスイッチが入りコントロールができなくなる、ということは良くあります。

余談ですが犬は近視だと言われています。また色もあまり識別できないともいわれています。したがって夜よりも昼の方が視界が良いので猫を見つける確率が上がります。

 

◆猫を追う理由は犬それぞれ

猫を追う理由はそれぞれ違います。単純に遊びたいのか怖いのか。

怖いから追いかける、という感覚は人には理解しがたい感覚ですが、そのわんちゃんの育ち方など様々な要因で怖いから追いかける、という感覚が育つ可能性はあります。

ですので、どんな理由で猫を追うのか正確に把握する必要があります。

 

◆わんちゃんの感情を見極めてトレーニン

上でも書きましたがなぜ猫を追いかけるのか、もう少し掘り下げて言うとわんちゃんの感情をある程度把握しトレーニングを進める必要があります。

例えば猫に対して恐怖心があるのに厳しくトレーニングすると余計猫に意識が行ってしまいより猫を追う行動が強化されてしまうかもしれません。

その場合は猫からなるべく早く意識を切って、飼い主に意識が向くようなトレーニングをする必要があります。

 

◆感情の見極めは難しい

一見すると楽しそうでも実はそうでなかったりと、言葉を話せない犬の感情を正確に読み取ることは難しいです。プロのトレーナーは長年の経験からある程度読み取ることができますが、飼い主様の中で難しいと思っていらっしゃる方もおられるかと思います。

そういった部分で悩んでおられる方は是非一度お近くのドッグトレーナーに相談されることをお勧めいたします。

愛犬のことを深く知ることでより良い関係を築くことができます。

 

◆まとめ

大切なことは人間の感覚に犬を当てはめすぎないことです。

当たり前のことですが人と犬とでは判断基準や表現方法は違います。

 お散歩中など「今、何を考えているのだろう」と意識しながら散歩したりすると、なんとなく気づくこともあるかもしれませんね。

 

今回も読んで下さりありがとうございました。

次回はマーキングが多いわんちゃんの記事を書きたいと思います。

次回も読んで下されば嬉しいです。

 

DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎

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