無駄吠え〜本当に無駄ですか?〜実践編
前回の記事で、わんちゃんの無駄吠えに関する考え方を書きました。
今回は実践編、実際に吠えるわんちゃんに対してどのようにアプローチしていけば良いかを書いて行きます。
もし良かったら前回の記事も読んでみて下さいください。
前回の記事で、わんちゃんは吠えるという仕事をしている。吠えるという仕事の代わりに別の仕事を与えれば良い。と書きました。
別の仕事を与えることで、結果的に吠えることを抑えられるという考え方です。
では具体的に解説して行きましょう。
ズバリ結論から言ってしまうと、おすわり、待て。
これを教えて行きます。
なぜこれらを教えていくことが無駄吠えに効果があるのか、なかなか結びつき辛いですよね。
もう少し噛み砕いて説明して行きます。
最終的には飼い主が「待て」と言ったら吠えることを止める。ここまでもっていきたい。
これができればずっっと吠え続けてわんちゃんが吠え止むまで待っていた生活から解放されます。
飼い主のタイミングで吠えることを止める。
これがとても大切です。
ではどうやって教えていくか。
普段から(わんちゃんが静かで落ち着いている時)おすわり、待てを練習していきます。
わんちゃんが静かに座っている時、「待て」と声をかけながら撫でてあげます。
これを少しづつ続けていくことでわんちゃんの頭の中で待て=静かにしないといけない
という意識が根付いていきます。
最初はうまくいかないことが多いです。皆さんそうです。
また、完璧に吠えることを止めることは不可能です。
ですが 前にも書きましたが飼い主のタイミングで吠えることを止める。これが大切なのです。
わんちゃんは自分のタイミングではなく飼い主のタイミングで吠えることを止めたら気付きます。記憶に残ります。
毎日コツコツ取り組むことで必ずわんちゃんは応えてくれます。
少し遠回りに感じられるでしょうが、しつけとは本来根気強く取り組むものです。
近道はありません。
私も力をお貸しします。是非一緒に頑張って行けたら嬉しいです。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
09082135894