ギンガブログ~しつけのきほん~

プロのドッグトレーナーが伝える!しつけの大切なこと

しつけのきほん~わんちゃんのターミナルケア~

こんにちは。

ドッグトレーナーの上石です。

今回の記事はわんちゃんのターミナルケアについてです。

 

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ターミナルケアとは

ターミナルとは日本語で終着駅を意味します。人生の最終盤をより良いものにするためのケアです。

一般的にわんちゃんは死を恐れない、意識しないと言われています。もしわんちゃんに死生観があるとしたらさっぱりしたものだろうと私は思います。

 

子犬のころからずっと一緒にいる愛犬が年齢を重ね、老いていく姿は切ないものがあります。

私も2年前に愛犬を亡くしました。今でももっとしてあげられたことがあったのではないかと自問します。

だからこそ皆さんには悔いなく、最期の瞬間まで愛犬と過ごしてほしいと願います。

 

◆私たちにできること

一日でも一緒にいたい気持ちは良く分かります。

ですが、無闇に延命措置をするのではなく、クオリティーオブライフ(*1)に重きを置いた対応が大切なのではないでしょうか。

*1 QOL 人生の内容や質、生きる上での満足度を表す指標。

かかりつけの獣医に相談し、いつでも連絡が取れるようにしておくことが大切です。

また口に合う、美味しいフードを探したり、ベッドの寝心地を良くしたりしてあげるとわんちゃんは喜びます。

寝たきりのわんちゃんの場合、褥瘡(じょくそう、床ずれの意)を防ぐために寝返りを打たせてあげたり、体を清潔に保つために拭いてあげたりといった日々のケアが大切です。

◆自分を労わる

上に色々書きましたが、まずは自分を労わることが大切です。

前向きな気持ちでわんちゃんと接してあげること。そうすることでわんちゃんにも良い影響が出ますし、何よりわんちゃんとの良い思い出になります。

 

いつか必ず来る別れ…。後悔が無いように。最期の瞬間まで一緒にいてあげてくださいね。

 

ペットは亡くなると天国の手前にあるという虹の橋に行くと言います。いつか自分が天国に行くとき、再会できると言います。

素敵な考えですよね。私はこの話が好きで、悲しくなった時に愛犬がこの虹の橋で楽しく遊んでいる姿を夢想します。

なんとなく気持ちが前向きになりますし、再会したときに恥ずかしくないように頑張ろうと思います。

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DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎

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