しつけのきほん~アイコンタクト~
みなさんこんにちは!
今回の記事はわんちゃんとのアイコンタクトについてです。
わんちゃん雑誌などで愛犬とアイコンタクトをしましょう。という記事を読んだことはありませんか?
おやつを使った練習方法が載っていたりしますよね。
結論から言ってしまうとアイコンタクトの練習は不要です。
なぜなら犬は目線にプレッシャーを感じるからです。
犬同士は争いを避けるために極力目線を合わせないようにします。
これをカーミングシグナルといいます。
目が合うと争いに発展する可能性があるからです。
人でもコンビニの前でたむろしているやんちゃそうな人たちがいたとして、わざわざ目線を合わせに行く人はあまりいませんよね?
この感覚と近いと思います。
しつけトレーニング中にわんちゃんの方から見てくる分には良いのですが、飼い主から目を合わせに行く必要はありません。
応用として、初対面の犬や新しくわんちゃんを迎える場合は目線をそらして、正対せずに接すると無駄なプレッシャーを与えずに済むのでそのようすると良い関係を築けるかと思います。
ぜひ試してみてください。
今回も読んで下さりありがとうございました。
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DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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しつけのきほん~大きな音~
みなさんこんにちは!
今回はわんちゃんと音の関係についてです。
今の時期は天候が乱れやすく、雷が鳴ることが多い時期です。
皆さんのわんちゃんは雷が鳴って怖がったりすることはありませんか?
わんちゃんは基本的に大きな音が苦手です。ひどい場合はパニックになる子もいます。
これはある意味動物として自然なことです。
人間は音の原因がなにか理解できますが、犬は理解できません。
理解できないことを恐れることは動物として当たり前の感覚だと思います。
飼い主としてできることはできるだけ落ち着かせてあげることです。
この時役立つのがゲージやバリケンです。
犬はゲージやバリケンなど暗くて狭い場所が落ち着きます。普段からゲージに慣れていて、ゲージが落ち着く場所であるという認識があれば大きな音が鳴った時ゲージに入って落ち着くことができます。
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人間も怖いとき布団をかぶったりしますよね?
あの感覚に近いと思います。
たまに「狭い場所にわんちゃんを閉じ込めてかわいそう」という話を聞きますがその認識は誤りです。
もともと犬は夜行性で穴居生活を送っていました。その名残で暗くて狭い場所(中で方向転換できればOK)が好きなのです。
大切なことは人間の感覚に当てはめ過ぎないことです。
わんちゃんは家族の一員です。ですが人間扱いすることがわんちゃんの幸せに繋がることは限りません。
わんちゃんの習性を正しく理解することが、より良い関係を築く上で大切だと私は思っています。
今回も読んで下さりありがとうございました。
何か困ったことがあればお気軽にご連絡ください。
下記ツイッターでメッセージをくださっても結構です。
ご連絡お待ちしています(o^―^o)
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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しつけのきほん~お散歩中の行動学~急発進する犬編
みなさんこんにちは!
突然ですがお散歩中、急にわんちゃんが走りだして困ったり、びっくりした経験はありませんか?
今回はそんなお話です。
◆急に走り出す
わんちゃんがゆっくり歩いていて、「あ、今日はのんびり散歩ができるな」と思っていても急に走り出して腕が持っていかれる。こういった経験をされている飼い主さんは
多いです。
小型犬ならまだよいですが中型、大型犬は力も強いですし大変ですよね?
幹線道路など車や人が多い場所だと人も犬も危険です。
◆急発進の原因
他の犬や猫など外的要因に意識が奪われることが原因です。周りに興味があるものがないとき(ニュートラルな状態)だとお利口にお散歩できますが、一旦意識が奪われると意識がそっちに行ってしまい制御が難しくなります。
◆考え方
他の犬や猫に興味があることは本能なので、その本能を消すことはできません。
大切なことは外的要因からできるだけ早くわんちゃんの意識を切ることです。
早くニュートラルな状態に戻す。これが大切です。
◆練習方法
基本的にはしっかりとお散歩の練習をすることが大切です。
例:他の犬を見ると興奮して走って向かって行くわんちゃんがいたとします。
状況を想像しながら読んでみてください。
今ゆっくりお散歩しています。リードは緩んでいます。前から他の犬が歩いてきました。わんちゃんは興奮しその犬に向かって行きます。ここです。緩んでいるリードが伸びきる前に自分の体に向かってリードを引きます。こうすることでわんちゃんに走ってはダメだと教えることができます。
リードを使って飼い主の意思をわんちゃんに伝える。これがしつけです。
わんちゃんが興奮している時、飼い主に対する意識の割合は0に近いです。
この割合を少しずつ増やすことで早くわんちゃんをニュートラルな状態に戻すことができます。
問題行動をやめさせようとするのではなく、なるべく早やめさせる。
これを意識してぜひしつけに取り組んでみてください。
今回も読んでくださりありがとうございました。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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しつけのきほん~わんちゃんが食べてはいけないもの~
お盆の時期、帰省先などでお子さんとわんちゃんが接する機会が多いと思います。
そんな時気を付けていただきたいのがお菓子の誤飲です。
食べて害のないものならまだ良いですが、チョコレートなどわんちゃんによって害のある食べ物もあります。
具体的に何点かあげたいと思います。
◆体調不良の原因食材
・チョコレート
チョコレートに含まれるカカオ成分が下痢や嘔吐を引き起こします。
特にブラックチョコレートはカカオの含有率が高いので危険です。
・ネギ類
赤血球を破壊して貧血を起こす可能性があります。
あまり知られていませんが、キシリトールも犬にとっては良くないものです。
犬の場合はキシリトールを摂るとインスリンが強く放出されるので血糖値が低下し、
意識の低下、けいれん、肝障害などを起こす可能性があります。
ガムなどの誤飲に注意したいですね。
◆もし誤飲したら
病院にすぐに連絡し指示を仰ぎましょう。この時に食べたもの、経過した時間を伝えることで適切な指示を仰ぐことができます。
何かあった時にすぐに連絡ができるよう、近隣の動物病院の電話番号を登録しておくことが大切です。
お盆は営業時間が違うことがあるので、事前に確認しておきましょう。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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しつけのきほん~デンタルケア~
みなさんこんにちは。暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
今回はデンタルケアについてのお話です。
◆デンタルケアの重要性
デンタルケア(歯磨き)の大きな意義は歯垢を除去することです。
歯垢の段階では歯磨きで除去できますが、歯石になってしまうと歯磨きでは除去できません。病院で歯石除去の施術を受ける必要があります。
◆歯周病のリスク
人間同様、犬にも歯周病はあります。
歯周病は歯周ポケットに細菌が入ることによって起こります。
歯周病になると口臭、口の痛み、歯肉が炎症をおこしてただれます。最悪歯が取れる可能性もある、怖い症状です。
◆若いうちからケアを
歯垢をそのままにしておくと歯石になります。この歯垢→歯石のスピードは人間よりも早いと言われています。またシニアになるとより歯周病のリスクは増すので、早い段階からのケアをお勧め致します。
最近はトリミングサロンでオプションとして歯磨きをしてくれるお店も増えてきたので、月一回のシャンプーのついでにお店でしてもらうのも良いですね。
◆自宅でのケア方法
犬用の歯ブラシで磨く方法が一般的です。歯ブラシが苦手なわんちゃんはガーゼを指に巻いて磨いてあげると抵抗感が少なくやりやすいかと思います。
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人間は歯を健康に保つことによって寿命が延びると言われています。
わんちゃんも一緒です。歯を健康に保つことでご飯もしっかりと食べることができます。ご飯を食べることはわんちゃんにとって大きな楽しみです。
その楽しみを無くすことが無いよう、しっかりとケアをしてあげてくださいね。
今回も読んで下さりありがとうございました。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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しつけのきほん~お散歩中の行動学~拾い食い編
皆さんのこんにちは。
いきなりですが、お散歩中に何か困っていることはありませんか?
お散歩中、わんちゃんは様々な行動をとります。
中にはそのままにしておくと良くない行動も…。
今回の記事ではより細かいお散歩中のわんちゃんの行動について掘り下げていこうと思います。
今回は拾い食いについてです。
◆散歩道の誘惑
木の実や人間の食べもののごみ(菓子の空き袋など)など、散歩道にはわんちゃんにとっての誘惑がたくさんあります。
特に人間の食べ物は匂いも強く、より興味を惹かれます。
犬は満腹中枢が鈍いです。
ですので、ご飯を食べた直後だから大丈夫だろう。といった油断は禁物です。
食べることに対して積極的なわんちゃんは、(中にはごはんにあまり興味を示さない子もいますが)道で見つけた瞬間、ロックオンして食べ物に向かっていきます。
意識がそこに集中します。
思いあたる節はありませんか?でも大丈夫です!
次の項で対処法を説明します。
◆対処法・心がけること
まず当たり前のことですが食べさせないことです。何が入っているか分かりませんし、今の時期だと傷んでいる可能性が高いです。食べると体に不調を来すことになりかねません。
心がけることとしては、わんちゃんが食べそうな、興味を持ちそうなものを先に飼い主が発見することです。先に発見し、なるべく近づかずにその場を離れる。
一度わんちゃんが興味を持ってしまうとそこから意識を切ることは難しいです。
それほど食べ物に対しての執着は強いです。
これは生物としてごく当たり前の本能です。どの子も多かれ少なかれそういった面を持っているので深く悩む必要はありません。
人間に例えると、帰り道の買い食いでしょうか(笑)。2割増しで美味しいですし抗いがたい魅力がありますよね(o^―^o)
大切なことはわんちゃんの本能を理解し、適切に対応することです。
◆練習方法
進行方向左側に食べ物が落ちています。
このまま歩くとわんちゃんは食べ物を発見。そちらに向かっていきます。
このままでは食べ物に向かって行き食べてしまいます。
食べ物に近づけば近づくほどより執着し、飼い主に意識を戻すことが難しくなります。
ではどうすれば良いか。
左側に食べ物があるので、できるだけ右側をキープして歩きます。
食べ物を認識するとわんちゃんは左側にある食べ物に向かって行くことが予測できるので、リードを右側に引きながら(自分に引き寄せるイメージ)歩いていきます。
食べ物と十分に距離を取りながら歩けば上手くやり過ごせるはずです。
大切なことは予測することです。次にわんちゃんがどういった行動をとるか。
予測し先回りして飼い主が行動することで良い結果が生まれます。
いかがだったでしょうか?
今回はほんの一例です。散歩をしていると様々な場面に遭遇します。
今後もより細かいシチュエーションを想定した記事を書いていきます。
少しでも飼い主様の助けになれば幸いです。
今回も読んで下さりありがとうございました。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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嬉しい言葉
「先生にしつけをお願いして良かったです。」
この言葉ほど嬉しい言葉はありません。
トレーナーという仕事を選んでよかったと感じる瞬間です。
(先生なんて呼んでいただいて恐縮ですが^^;)
飼っているわんちゃんの問題行動に悩み、途方に暮れている。
そんなお客様と出会うことがあります。
もううちの子の問題行動は治らないんじゃないか。
本当にしつけトレーニングで良くなるのか。
問題行動が起きた時、どう対応して良いか分からない。
こういったお悩みを抱えていらっしゃる方は意外と多いです。
トレーニングに取り組むと少しずつ成果が出てきます。
もちろんわんちゃんによって成果が出るスピードはまちまちです。
ですが、確かに言えることはしつけトレーニングで飼い主様とわんちゃんの良い関係が築けるということ。
しつけはわんちゃんとのコミュニケーションツールなのです。
わんちゃんの人生が変わります。もちろん飼い主の人生も。
そこにしつけを通して関わることができることが私の喜びであり、トレーナーとしての本懐であると思っています。
一人でも、一頭でも多くの飼い主様、わんちゃんの人生に関われるようこれからもトレーナーとして生きていきたいと思っています。
DogTrainingGINGA代表 上石圭一郎
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