しつけのきほん~トイレのしつけ~トイレシート編
みなさんおはようございます。ドッグトレーナー上石です。
今回はトイレのしつけの仕方の記事です。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
◆最初はゲージの中で
いきなりフリーで、わんちゃんがいろいろな場所に行ける環境でトイレシートでトイレを教えることは難しいです。まずはゲージの中で、行ける場所が限定されている中で教えていきます。いずれはフリーの環境でもトイレシートでできるように練習していきます。
◆まずは失敗を無くす
まずゲージの中、前面にトイレシートを敷きます。
前面にシートを敷く=失敗がなくなります
最初はわんちゃんは何が何やらわからずに、とりあえずトイレシートの上でトイレをします。なぜなら全面トイレシートですから。
しかし、それを繰り返すうちにだんだんとシートの上でトイレをすることを覚えていきます。それがわんちゃんにとっての当たり前になってきます。
ここまでくると、トイレをする場所もだんだん決まってきます(ゲージの隅っこ等)。
◆トイレシートの枚数を少しずつ減らす
トイレシートに意識づけが出来てきたら、トイレシートの枚数を少しづつ減らしていきます。トイレシートの数が減ると失敗する可能性が出てきますが、わんちゃんは「トイレはシートにするものだ」という意識を持ち始めているので成功する確率は高いはずです。
◆失敗しても怒らない
「家に帰ってきたらトイレシートを外して、失敗してた」こういったことは往々にしてあります。この時大切なのは
決して怒らない
ということです。わんちゃんは過去の経験をさかのぼって反省、学習できません。
人間と違い数時間前の出来事を反省できません。ですのではっきり言って怒るだけ無駄です。わんちゃんも委縮してしまいます。なぜ怒られているか理解できないからです。また、かまってほしくてわざと失敗するわんちゃんもいます。これは失敗したときにわんちゃんに声を掛けたり、かまいながらトイレのお掃除をしていると、
「トイレを失敗すると飼い主にかまってもらえる」と学習しているからです。
こうならないためにも、トイレのあとかたずけはさっと、淡々と片づけて下さい。
◆成功率100%を求めない
どんなにトイレトレーニングがしっかりできているわんちゃんでもたまには失敗します。完璧を目指すことは結構ですが、完璧を求めるとつらくなってしまいます。
気楽に、たまに失敗してしまっても寛大な心で許してあげてください。
以上がトイレのしつけトイレシート編です。
今回も読んでくださりありがとうございました。
DogTrainingGINGA 代表 上石圭一郎
090-8213-5894